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組手と型

このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

 

今日は空手らしい内容の組手と型についてです。

空手には様々な稽古がありますが、その中でも試合等が行われるメインなものは組手と型の二つと言えるでしょう。

組手とは対人で突き、蹴りを互いに出して闘うことです。

型とは決められた動きの中で見えない敵を実際いるようにを想定して闘うことです。

どちらもとても大事なことでどちらか片方ができたら良いというものではありません。

しかしながら、ここで一つ大事なことを言わせていただきたいと思います。

私達のやっている空手は実践空手でありフルコンタクト空手というものです。

前のブログでも書きましたが、私達の空手は実際に相手にダメージを与えて倒すことを目的としています。

そのことにより組手を痛い怖いと逃げて敬遠する人が子供、大人問わず常に一定数います。

もともとフルコンタクト空手に型に力を入れるという概念はありません。

私含め、型が上手と言える実践空手の先生はあまりいないと思います。

今でこそ子供達に教えるべく独学で学び順番だけは一通りこなせますが、型に詳しい人からすると私の型は失笑ものです。

まず、私がまだ先生でなく道場生側だった時の話ですが黒帯になるまでに習う型とはその流派で独自に作られた実践を想定した簡易な型二つです。

黒帯になるまでの6年間で教わったのはたった二つなのです。

それほど実践空手には型を習得する概念がないのです。

ですが、光進会では型の習得の重要性を日ごろよりよく説いています。

私自身が型を覚える中で型の動きやスピードの緩急等、実践に応用できる動きが多々あることに気づいた為に光進会では伝統型も私が教えられる範囲で教えています。

何が言いたいかと言いますと、型に熱心になり本気で学ぶことは大事ですが組手をしたくないために自分は型頑張るから組手はしなくてもいいという逃げの場にしてほしくないということです。

私達がやっている実践空手はあくまでも実際に闘うことを目的としています。

組手からは逃げられません。

そして、実践をなんの為にやるのか?

それは痛みを知ることです。

殴られたり蹴られたりする痛みをしることで人はむやみに他人を殴ったり蹴ったりしなくなります。

自分が相手を殴ったり蹴ったりするとどうなるかがわかっていない人ほど傷害事件などを起こします。

昔、まだ空手を始めて間もない頃に当時いじめられっこだった私はいつかやり返してやると思っていました。

しかし、空手を頑張り続けて試合でも勝つようになり自分に自信がついた頃にはすでにいじめられることもなくなり、仕返しなどどうでもよくなりました。

うまく言葉で表せませんが強くなるとはそういうことなんだと思います。

話は逸れましたが、光進会では組手の為の型や基本稽古というスタンスでこれからも全ての稽古において全力で指導にあたらせていただきます。

今日の写真はカメラマンの野田君がとってくれたかっこいい写真。

子供達の真似して私と順平でやってみましたが、、、

子供達のほうが絵になるな(笑)

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