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昨日の敵は今日の友

このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

 

今日はよくある話ですが、昨日まで闘っていた敵が今日には仲良くなって友達になるというお話です。

私達、空手や格闘技及び武道をする人間は相対する人と闘っている為に全く関係ない人からすると野蛮だとか教育上良くない競技だと言われることがしばしばあります。

特にテレビ等で放送される格闘技等は盛り上げる為に、試合前にわざと相手を挑発したり罵ったりしているシーンを見ますが、あれはほとんどの場合エンターテイメントとしての冗談です。

実際には仲が良かったり、試合を経て仲良くなって後日一緒にご飯を食べに行ってたりと壮絶な闘いからは想像できないぐらい平和なことが多いです。

私達、空手の世界でも試合で仲良くなりその後交流を深めて一緒に稽古をしたりするなどという話は当たり前のようにあります。

ですが、これは大人同士の空手家の話で子供はそこらへんがわからずに例えば道場内でのスパーリングによって勝った負けたで相手のことを嫌になったり憎んだりすることが稀にあります。

これはまだ心が成熟していないが為に、悔しいとか負けたくないとかそういった素直な心情が大きく感情を占めるのが子供というものであり仕方のないことだと思います。

そこで重要なことは大人のフォローだと私は思います。

よく保護者で子供が試合で負けたり、稽古のスパーリングで劣勢なところを見て負けることは悪と言わんばかりに何故負けるのかというようなことを口走る人を見かけますがこれは完全に間違いです。

子供の頭や心は大人とは違い難しいことがまだ処理できません。

よって負けることが悪いという認識を植え付けてしまうと、その負けた相手に憎悪や負けたらいけないという強迫観念に駆られるようになります。

これは子供の心身の成長の悪影響以外のなんでもありません。

私たちは競技上、相手と殴り合ったりしますがけんかをしてるわけではありません。

試合やスパーリングが終わったら悔しい気持ちは翌日以降の稽古に活かす為に心のうちにぐっと飲み込み、負けたとしてもありがとうございましたと言って笑顔でい札を交わせるような心の持ち方を子供達に教えるべきではないでしょうか?

私は勝ちより負けに成長の可能性を感じます。

負けて学び、勝者も敗者も昨日闘った相手は今日から同じ道を志す仲間や友達として共に成長していくことが武道、格闘技の素晴らしさだと私は思います。

今日の写真は、土曜日の個別指導で親子共に気持ち良い汗を流してますの図。

それにしてもパパ達頑張るなー。

素晴らしい。

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