このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。
今日は怪我とケアについてのお話です。
スポーツにしても武道や格闘技にしても、運動をしているとどうしても切っても切れないのが怪我との向き合い方。
努力をすればする程、高みを目指せば目指す程に運動する量や内容はどんどん上がっていくわけでとりわけ空手という競技は他の競技に比べて比較的怪我をする率は高いと私は考えます。
まだ私が学生の頃、当時有名だった全日本選手に試合会場で自分が怪我をして試合に臨んでいることを話すと今でも忘れられない言葉が返って来ました。
怪我せずに試合に出てる人って、それぐらいの練習しかしてきてないってことでしょ?
勝ちあがる選手は試合までの稽古でどこかしら怪我をして来てる人がほとんどじゃないかな?
怪我は当たり前で、その怪我との付き合い方と怪我をしてから試合までのケアができるかできないかが一流と二流の差でそもそも試合までに怪我する程練習してない人は三流だよ。
衝撃でした。
この時から怪我に対しての私の考え方は変わりました。
その選手には感謝しております。
それから時は経ち、今では私もその時から怪我との付き合い方やケアをよりしっかりと考えるようになりました。
特に大人は試合中にサポーター類は一切つけずに素手素足で突きや蹴りをするので骨と骨がぶつかり合いますし、怪我をしないわけがありません。
そういう競技なので普段の稽古からも道場生にも攻撃よりガードの指導をすることが多いです。
また、稽古前の準備運動や終わってからの整理運動等もとても大事です。
私も若い頃はその大切さをあまり理解していませんでしたが歳を重ねるごとに、そのツケが貯まっていたことを最近になって実感しています。
最近、肩の手術をしたのですがこれはまさにそのツケの代償であることは間違いありません。
運動に怪我はつきものですが、まずはその怪我をしないための工夫と心がけと怪我をしたらアフターケアをしっかりして怪我との付き合い方を自分なりに考えていく。
プロ野球選手も格闘家も皆一流の人は怪我をしながらも高みにいきついているのです。
自分は怪我をした、不運だったと嘆いたり挫折する前に自分のできることを最大限模索していく。
スラムダンクという漫画の安西先生の名言にもあります。
諦めたらそこで試合終了。
諦めず挑み続ける者にのみ栄光は与えられます。
最近では、私は怪我をしたら逆に怪我がない時にはやらなかった練習をするチャンスと捉えるようにしています。
常に前に前に。
今日の写真は柔軟性を上げるべく稽古後に新体操経験のある保護者に股割りを教えてもらいチャレンジするもすさまじい雄たけびと共に顔をしかめる子供達。
後ろの一般部野田君のこっちに無茶ぶり来ませんようにという顔がまた良い(笑)
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