佐賀大会を終えて

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佐賀大会を終えて

2022.06.22
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このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日は、佐賀大会を終えて道場生へ思ったことを書くだけの内容となっております。
いつもはSNSにそのまま載せるのですが、嬉しいことに入賞者が多かったのでブログを活用させていただきます。

琳佳、初級の大会で2連続優勝。
稽古では気持ちが折れてしまうことも多々あるけど試合では一歩も怯まずに怒涛の手数で連続優勝。
これで初級は卒業、次からはもっと上のステージへ。
今の弱い心を強くするところから始めよう。
優勝おめでとう。

小山パパ、圧巻の優勝。
この2ヶ月弱の期間、仕事も忙しいのに週2回以上の過酷な稽古によく耐えて来ましたね。
道場生の保護者としてではなく、息子と共に試練に立ち向かうその姿はまさに父親の鏡。
口で言うのはなんとでも言える。
やってから言ってくださいと私はよく保護者に言いますが、小山さんはやってそれでいて努力して結果を残して背中で語る。
最高にかっこいい父親です。
光進会の全員に勇気を与えた小山さんの試合は、間違いなく九州の空手会に光進会にはまだリーサルウェポンがいたと知らしめたことと思います。
しかも、次は中上級に申し込むその心意気。
あっぱれ也。
優勝、おめでとうございます。

栄治、今回の準優勝は本当によくやった！
決勝は見れなかったけどそれまでの試合諦めることなく手を出し続ける気迫を見て先生は嬉しかった。
早く上級に来い。
きついことや痛いことも沢山あるけど、共に走る仲間がいる。
頑張れ栄治。
今日のところは準優勝おめでとう！

稜、決勝の再延長での負けは稜の今足りない部分。
心の部分で負けた。
君には才能がある。
だからこそ、言おう。
才能に溺れたらダメだ。
もっと貪欲に、必死に這いつくばるような努力をして心を鍛えないとこれから先勝てなくなる。
逃げたらダメだ。
いつも、きつい道、つらい道をわざと選んでいけ。
そうすれば誰もお前に追いつけない。
あとは、やるかやらないかお前次第。
権利取ったことはおめでたい。
けど、今回の準優勝はおめでとうは言わない。

駿、久々の優勝。
それもこのJAC予選の大舞台で。
よく頑張った。
ここのところ試合で負ける度に落ち込んで帰る駿を見て、先生も勝たせてあげたいと敢えて厳しい言葉を投げ続けた。
足りないもの。
基礎体力。
これを徹底的にこの3ヶ月やり続けて、今回はスタミナが切れることもパワーが落ちることもなく動き続けた。
何度も危ないシーンがあったけど、どの試合も気迫と根性で乗り切った。
その気持ちの強さは、普段の苦しい稽古の賜物。
優勝おめでとう。

絆南、ついにリベンジを果たした。
それも一つの大会で2回も。
ここのところひたすらリベンジする為の稽古にシフトチェンジして、先生とのスパーをやめて判定にも連れ込んでも勝つ組手を練習してきて、本番でもそれが出るのはやっぱりお前がまじめにただひたすらに先生が言ったことをやり続けてきたからこそだ。
お前と太陽は光進会の希望だ。
これで重量級とはお別れ。
最高の最後で軽量級への移行。
また新しいスタイルにチェンジするぞ。
止まってる暇はない、走り続けろ。
頂点に昇りきるまで。
優勝おめでとう。

太陽、全日本チャンピオンとの決勝戦。
どうだった？
スパーでやった時より強かっただろ？
それがトップを取った人間。
けど、同時にこうも感じたはず。
絶対に勝てない相手ではないと。
もう射程圏内だと会場で言ったあの言葉に嘘はない。
今回、太陽の出せる力を全て出して負けた。
完敗。
だが、それでいい。
次かその次にやることがあったら勝てると先生は思ってる。
いや、勝たせる。
お前は何も考えなくていい。
俺がお前を頂点に連れて行く。
だから、今はただ信じてついて来い。
お前は頂点に立つ男だ。
権利獲得は良かった。
しかし、お前にもおめでとうは言わない。