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細く長くと太く短く

今日は人生や仕事、趣味やスポーツあらゆる面での各個人それぞれの継続の期間とその物事に自分自身の人生や生活の中でどれぐらいの重点を置いて取り組んでいるのかという少し難しいお話をします。

人間は100%全力の力を長時間、或いは長期間持続し続けることはできない生き物です。

それができるのは機械です。

例えば全力疾走で50メートルや100メートル走るのは大多数の人ができると思います。

ですが、5キロ10キロと走り始めと同じスピードで最後まで走り続けることはできません。

車は機械なので何キロだろうと同じスピードで走れますが。

また、もっと簡単なことで言うと全力で拳を握りしめてみてください。

これ以上握れないと思うぐらい握っても10秒後に更に力を入れて握ろうとするとさっき全力だったはずなのに更に強く握れたはずです。

これは、無意識のうちに力が緩んでいて緩んだ分握りしめられたということです。

このように人は100%の力を出せる時間というのは思ってるより短いです。

なのでオンとオフを上手に使いわけていく必要があります。

空手は殴り合い蹴り合いの過酷な競技です。

身体への負担も球技等の他のスポーツを遥かに凌ぎます。

空手をしたことない保護者や先生がよく子供を勝たせたいが為に何時間もスパーリングをさせたり毎日酸欠になるまで練習させたりという話をよく耳にします。

子供は大人に比べ自分で考えることがまだできません。

なので、先生が言うから親が言うからとその無理難題を頑張ってこなそうとします。

結果それで強くなり活躍する子もいるでしょう。

しかし、過酷な稽古をすると必ず訪れる問題にいつか直面します。

燃え尽き症候

人間というのは先に挙げた身体的な全力の持続期間だけでなく、精神的にも全力であり続ける持続時間の限界があります。

特に嫌なこと、きついこと、痛いことなどは全力で挑み続けられる時間は短いです。

それを親や先生の無知とエゴで子供に無理難題を押し付けると当然、いずれ身体か精神が耐え切れずに挫折することとなります。

そんな子供を私自身も何度となく見てきました。

私は長く空手に携わっているので、その子の限界というのがとても早く察知できます。

その限界の手前で止めてやることで、その子の限界値を少しづつ上げていくようにいつも稽古を行います。

ですが、空手をしたことない親により家など私の目の届かないところで無理な稽古をしたり、道場内での組手で他の子に負けたりすると怒鳴りつけたり手を上げたりする親もいます。

それに耐えられる精神が出来上がっていれば、その方法で強くなる子も勿論います。

しかし、親は我が子が他の子よりも劣っていたり弱いということを認めたくありません。

ですので、我が子はできると勘違いしてしまうのです。

人間は機械ではありません。

出来ないことや他人に劣っていることも当然あります。

一人一人それぞれ成長していくスピードや課題を克服していく順序があります。

ここで最初の話に戻ります。

空手に置いてだけ話しますが、空手がその人にとって生活の中でどれだけ重点を置くかという位置づけがまず重要です。

子供で空手が仕事という人はまずいませんが、将来空手の先生になりたいとか世界チャンピオン、全日本チャンピオンになりたいという人はいるかもしれません。

空手に本気になって全力で走れば走るほど、限界値に個人差はありますが長く走ることはできません。

逆に空手を趣味や、教養の一環と捉えて楽しく道場に通うと苦痛に感じない為長く歩き続けられます。

これを、私は空手を細く長く続けるか太く短くやり遂げるかと形容しています。

どちらが正しいとかはありません。

色んな考えがあって良いと思います。

ただ、私は空手というのは試合が全てではなく空手という競技を通して学んだり得られたりする経験、また共に苦楽を共有する仲間との繋がりを大切だと思っているので光進会では空手を長く続け、そして沢山の人にその魅力を知ってほしいと思っているので道場生に無理難題を押し付けることはしません。

道場生一人一人が瞬間的に全力で挑んで超えられる課題をそれぞれに与えて休ませて、また与える。

それを繰り返して長い期間をかけて成長してほしいと願っています。

ただ自分は太く短く3年以内に全日本チャンピオンになる。などと思っている人も勿論いていいですし、それならそれで私もその人がそうなれるよう全力でサポートします。

しかし親の願いや望みだけで心が伴っていない子供の場合はそれは不可能です。

空手をしている本人にとって空手をまず楽しいと思うところから始めなければなりません。

楽しいと思えるものは長く続きます。

その中でいずれ本人が全力で挑める日が来るでしょう。

その時に目標に向かって全力で取り組めば良いのです。

長くなりましたが、物事に置いて細く長くか太く短くかを定義付けして向き合うと自分がどうあるべきかということが見えてくることもありますよという内容のお話でした。

今日の写真はりんたろうくん

週に一回の稽古をもうかなり長く続けています。

一歩一歩確実に成長しているりんたろうくん。

ハイキックの鋭さは目を見張るものがありこれからの更なる成長に期待してます。

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