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基本稽古と型

このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

 

今日は前回に引き続き審査会に向けての内容として基本稽古と型について話します。

私達のやっているフルコンタクト空手は実際に攻撃を当てて闘うことを目的とした空手であることはこれまでのブログの中でも再三お話してきました。

しかし、光進会ではだからと言って組手の練習しかしないだけではありません。

というより、1時間の集合稽古の中で組手に使う時間は15分程度で基本稽古と型の稽古までで45分を使います。

これは一重に実践の基礎として基本稽古と型が大切であるという私の考えから来ています。

フルコンタクト空手の道場では型の稽古を重点的にする道場は多くありません。

最近では基本稽古という概念がない道場もあると聞きます。

ですが基本稽古は全ての動作の基本であり、突き、蹴り、受けの身体の使い方を身に着けないと組手でそれを上手く出すことはできないと考えております。

しかし、毎回同じことを1年中やるので必ず飽きが来てマンネリが訪れます。

ここで声を大にして言いたいのですが、今まで沢山の空手家を見てきました。

それは子供から年配の方に至るまで様々な年齢の人全てにおいて言えることなのですが、私が闘った中で強いなと思う人は基本稽古を手抜きしません。

私も何故こんな毎回同じことをしなければならないのかと思ったことが多々あります。

しかし、組手の強さを追求すれば追求するほど基本の大切さに気づかされます。

これは長く、そして深く空手と向き合わないとわからないかもしれません。

けれども、いまはわからなくてもいいので特に子供達には身体が出来上がる前に正しい身体の使い方を覚えてほしいと願います。

それから型にも実践に応用できるような身体の使い方が多々あります。

特に一番型の初歩の初歩である前屈立ち。

前屈立ちがきちんとできないとストレートやボディは効かせられません。

組手でどんどん相手に攻撃で下げられてしまう人は前屈立ちがきちんとできていません。

このように光進会ではフルコンタクト空手であるからこそ基本稽古と型を大事にして審査項目として入れさせていただいてます。

全ての稽古に意味があります。

同じことの反復こそが強さへの近道と考えます。

千日の修行を以て鍛とし、万日の修行を以て錬とする。

これ即ち鍛錬也。

 

今日の写真は基本稽古と型稽古の一コマ。

真剣に稽古する様はいつみてもかっこいい。

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