このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。
今日は自問自答と愚痴についてのお話です。
皆さんは自分自身と会話をしたり問いかけたりすることはありますか？
自分はいま何がしたいのか？
はたまた、なんでその仕事をしているのか？などです。
なぜ仕事に向かうのか？
なぜその人たちと一緒にいるのか？
何故それに時間をつぎ込むのか、、、
もし、その何故に答えられないのなら極論にはなりますがその仕事は明日にでも辞めるべきです。
それはゴールのないレースをひた走り続けているのと同じで社会に洗脳されて本当の自分を見失っています。
しかし、そのことに皆気づきません。
それは集団心理というもので、世の中の人の大半がそうだから気づかないのです。
バスや電車の通勤時間などにふと周りに目をやると、皆同じように感情のない顔で揺られています。
週末の居酒屋などでふと周りに目をやるとバカでかい声やしんみりした声で会社や上司の愚痴をこぼす会社員。
会社の愚痴をこぼすのは矛盾であることにまず気づかないといけません。
その会社に勤めることを決めたのも、勤め続けることを選択しているのも全て自分です。
こんなことを言うと、大抵の人はこう言います。
家族を守る為、だとか生活する為に仕方なく働いているんだ。と、、、
しかし、私から言わせるとそれはただの逃げの抗弁にしか聞こえません。
きっと、私が全国組織から独立をした時に多くの人が口には出さなくても大丈夫なんだろうか？とか不安に思ったことだと思います。
実際にそんなに甘くないとか、やっていくのは無理だと言ってくださった方もいます。
そのお言葉は勿論、自分にとって戒めともなりますし簡単じゃないことも十分理解していました。
実際に思っていたより困難なことも沢山ありました。
けれど、それを苦だと思ったり愚痴を吐くことはありません。
だって、自分のしたいことを自分で選んでしているのだから。
どんなことに挑戦する時も周りはいつもやめといた方がいいとか、無理だと言います。
それは優しさなのかもしれません。
しかし、こうも思います。
その人たちっていつも挑戦したことがない人で同じ時間や同じシフトで働いて、それが安定した人生だって口をそろえて言う、、、
バスや電車、居酒屋で愚痴をこぼす人達なのではないだろうか？
挑戦や行動をしない人は、これから先も何も変わらず同じ毎日が待っています。
明日も明後日も同じようにバスや電車に揺られ、来週も来年も居酒屋で愚痴をこぼしていることでしょう。
挑戦することは簡単なことではありません。
うまくいかないことの方が多いでしょう。
しかし、それでもいいんです。
自分が好きなこと、私の場合はそれが空手だったわけですが、９９％のことがうまく行かなくて、きつくて、辛くても、１％の成功や喜びの為にその９９％のうまくいかないことすらも好きになれる。
そんなものを見つけて、仕事にしていくことがこの世の中で自分らしく生きていくということではないでしょうか？
私にとってはその１％の成功や喜びが道場生の笑顔なんです。
私は、愚痴ではなく道場生と共に未来について目を輝かせて活き活きと話をしていきたいと思います。
明日も明後日も。
今日の写真はバーベキューの時の未公開の写真。
いつまでも笑顔の絶えない道場を提供し続けたい。
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