Blog

慣れについて

今日は慣れについてのお話です。

人間は誰しも生まれついて良くも悪くも慣れるというスキルを持っています。

環境に慣れる、状態に慣れる、楽しさに慣れる、辛さに慣れる。

様々な場面で人は知らず知らずのうちに慣れていきます。

学校で言うならば、新しいクラスで緊張していても一週間もしたら慣れて友達ができたり、発表や発言ができるようになる人もいるでしょう。

仕事で言うなら初めての仕事はなかなかうまくできなくても一ヵ月もすれば慣れてそれなりにできるようになると思います。

この慣れというスキルをしっかり理解し向き合うことでどの分野においても、とても強い武器となります。

運動したことある人なら誰もがわかると思いますが、練習が楽だと思うことはないはずです。

高みを目指せば目指す程に練習はより過酷できつく辛いものになっていくと思います。

ですが、まったく同じ練習内容で初めてやった時と二回目以降だとどんなにきつい内容でも体感的によりきついと感じるのは初めてやった時のはずです。

これが慣れというスキルです。

このスキルは個人の考えや心の持ちようで良いスキルにも悪いスキルにもなります。

悪い慣れの使い方というのは、初めてやった練習できついと思い2回目3回目と慣れて来て力の抜きどころや休みどころを感覚的に理解してきつさを感じなくなりそのままその反復のみを続けてただ練習をこなすだけになってしまうような、そんな慣れです。

良い慣れというのは、初めてやった練習のきつさが2回目3回目と慣れて来てきつさがなくなった時に、回数増やしたり、時間を増やしたり、負荷をかけたりと更にきつくなるようにとステップアップをして、また慣れて来たら次へ次へと進んで工夫していくことで自分を高めていくような、そんな慣れです。

人間は心の弱い生き物です。

慣れて少しでも楽をしようと本能が働きます。

けれど、その弱い自分に打ち勝ち、慣れたからもっと上をもっと上をと向上心を持って慣れというスキルを上手に使えるようになることが空手だけに捉われたことでなく全ての分野において言えるのではないでしょうか?

いつもはこれだけの仕事をこなしてるけど少しペースを上げてあと一つこなそう。

いつもは10回腹筋するけど今日は15回挑戦してみよう。

いつもはこの時間から仕事に行くけど今日は5分早く仕事に行こう。

どんなことでもいいです。

いま日常で当たり前に慣れていることを少しだけ難易度を上げたり課題を増やしたりしてみてください。

最初は負担に感じるかもしれません。

でも、それもまたいずれ慣れます。

慣れた頃には、難易度や課題を上げる前の自分よりレベルの上がった人になっているはずです。

きっと、世の中で活躍している人はこの内容を見て何を当たり前のことを言っているのだろうこの人は、、、と思うことでしょう。

けれど逆にこのことがわかっていない人や、わかってはいるけどめんどくさい、きついのは嫌だと考えてる人が多いのも事実だと思います。

この慣れというスキル、上手に使えるように自分自身と向き合ってみてください。

必ず読んでくださっている皆様のそれぞれの舞台で役に立つはずです。

 

 

 

今日の写真は個別指導を頑張るりょうくとまさひでくん

二人ともまだまだ小さいけど、立派な空手家

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
熊本水前寺にある空手道場 光進会では
子供からご高齢の方まで安心安全に自分のペースで練習できる空手道場です。
フィットネスとして、お子様の習い事として
お気軽にご連絡ください。

★熊本の空手道場光進会のフェイスブックはこちら

★入会案内と料金についてはこちら

【交通アクセス】
〒862-0950  熊本市中央区水前寺1丁目15-2-5F

※新水前寺駅より徒歩3分ほどの距離です
※駐車場はありませんのでお手数ですが近隣のコインパーキングをご利用ください

【お問合せ】
TEL:(096)387-1326

お問合せフォームはこちら

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

PAGE TOP