特訓とは

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2020.08.11
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このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日は特訓についてのお話です。
特訓とは特別な訓練のことです。
光進会では、通常の稽古の後や火曜日、そしてお盆やお正月の休館日に試合を目指す人の為の特訓を設けています。
この特訓に限り私は普段の稽古とは比べものにならないぐらい鬼と化します。
特に火曜日と連休の特訓は別格に厳しく指導に当たらせていただいております。
特訓は普段の稽古をこなすなかでスキルアップし、既に普段の稽古のみでは成長が望めない程のレベルに達した人や試合でどうしても勝ちたいとか目標があるとかの強い意志を持っている人しか耐えられないと思います。
今日もあまりのきつさや痛さにほとんどの子が一回以上涙を流しました。
それが特訓です。
どの世界も頑張ったら頑張った努力の分だけ何かを得られます。
泣いても、吐いても、怪我しても
自分は強くなりたいと
そんな強い意志を持った人が血の滲む思いをして、その中の一握りの人が栄光を掴みます。
厳しい言い方ですが、特訓は生半可な覚悟で来ると怪我をするし周りの志の高い人の足を引っ張ります。
できなくてもいいんです、何度やられても涙を流しても歯を食いしばって立ち向かう。
そんな思いの人が覚悟して向かっていく稽古。
それが特訓。
そこに至るまでには、まず基礎をしっかり通常稽古の中で身につけて心身共に万全の状態を作り上げて特訓に挑んで来る人が1人また1人と増えてくれることを願ってます。