このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。
今日のお話は睡眠とその質についてのお話です。
皆さんは睡眠について考えたことがありますか？
前回の食事と同じぐらい睡眠は私達の生活から切っても切り切れないものです。
まずそもそも最も適した睡眠時間とはどれくらいなのでしょうか？
最適な睡眠時間は人によって多少異なる物です。
これは、睡眠の質や生活、遺伝子によって異なるものでありこれから書くことが万人全てに当てはまるわけではありません。
一般的には７時間が最適な睡眠時間と言われています。
根拠は、まず睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があります。
これは聞いたことある人も多いと思いますがレム睡眠とは浅い眠りの状態でノンレム睡眠とは深い眠りの状態のことを指します。
このレム睡眠とノンレム睡眠は交互に訪れ、このレム睡眠とノンレム睡眠１回づつを１サイクルとして考え１回の睡眠でこれを４～６サイクル繰り返して目覚めます。
そして、年齢を重ねるごとに必要な睡眠時間は減少していく傾向にあります。
さて今回は子供の成長と睡眠について考えてみます。
まず成長ホルモンは一日に分泌されるうちの７割が睡眠開始後２～３時間後に分泌されることがわかっています。
その後、全身にいきわたり約６時間かけて働きます。
このように子供が成長するにあたり、必要な睡眠時間は最低でも７時間以上となりこの７時間より長くても短くても寿命は短くなるという結果が研究で出ているそうです。
また睡眠が浅いレム睡眠のうちに物音で起きたり、興奮状態にあると深く眠れなかったりします。
最近では寝る前にスマホを見て寝る人が多いようですが視神経は脳に負荷をかけやすくスマホは私達が思っている以上に強い光を発して脳を興奮状態にします。
スマホを寝る前に見て寝ると眠りが浅くなるという研究結果も出ているそうです。
枕や布団の硬さ、室内温度や湿度これらも眠りの妨げにならない自分に適したものを探し出しより良い睡眠をとることが健康や成長には欠かせないということです。
ぞれぞれの生活によって睡眠がなかなかとれない人も多いと思いますが、睡眠が少ないと集中力が低下したり免疫が低下して病気にもかかりやすくなります。
ベストパフォーマンスをする為にできるだけ７時間に近い睡眠と、自分が深く眠れるように工夫をすることが睡眠の質を良くして自分自身の健康や生活を良くしてくれることになるでしょう。
今日の写真は昨日の選手稽古でのミットの追い込み。
みんな最後の方は顔色悪くなるぐらい追い込んでて、ものすごい気迫でした。
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