このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日のお話は自己分析と自己暗示についてのお話です。
仕事やスポーツ、テストなどにおいて自己分析と自己暗示というものはとても大事なスキルです。

ある意味この二つは矛盾を抱えながらも上手にこの二つを上手く使うことで自分の持つ力を最大限に発揮する起爆剤となります。
人は大事な行事の時には緊張をする生き物です。
緊張は、緊張しすぎず、緊張しなさすぎずという適度な緊張を保つことでベストパフォーマンスを出しやすくなります。
この緊張の度合いをコントロールすることができる人が、どの分野でも結果を残しやすいのです。
私は極度の緊張症で初めての試合の時なんかは前日ほとんど一睡もできませんでした。
また良くある話ですがお腹が痛くなり試合時間まで何十回とトイレに行くような人です。
思えば、この緊張との付き合い方を考え始めてから試合でも少しずつ結果を残せるようになって行きました。
では、どうやってその緊張をうまくコントロールするのでしょうか？
それが、的確な自己分析と自分自身をマインドコントロールする為の自己暗示です。
まず、自分の力量を把握することで相手の分析をした時に自分よりも実力がないことがはっきりわかる相手であればそもそも緊張する必要はありません。
また、自分より実力がある相手でも相手の弱点や苦手なところを見つけて試合組み立てができるならそれも緊張を解す材料になります。
そして、ここが自己分析の話とは矛盾になりますが、実際には実力が劣っていたとしても自分自身に自分は勝てる！負けるわけない！相手は自分が得意なタイプだ！などプラスのイメージを自分自身に言い聞かせて暗示をかけることにより緊張をほぐすことになり、緊張と言う呪縛から解放されると驚くほど結果は良い方に変わります。
勿論、必ず勝てるとかそう言ったことではなくあくまでも自分のベストパフォーマンスを出せるということです。
しかし、このベストパフォーマンスが緊張によって出せないことで実力で勝っている相手に負けるということが多々起こりえます。
それはすごくもったいないことなので、冷静な自己分析と自分の緊張やメンタルをコントロールする自己暗示のスキルを磨くことは自分に勝利や成功をもたらす可能性をぐんと上げることに直結します。

今日の写真は出稽古用に急遽作った飛沫感染防止用マスクを着用した写真。

普通のマスクより格段に呼吸しやすい。

無理を聞いてくださった佐賀の正道会館　甲斐先生ありがとうございます。

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