拳で語る

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2021.04.12
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このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日はまた私の持論全開でブログを書かせていただきます。
昨日、光進会の少年部及び高校生が試合にて熱い闘いを繰り広げて沢山のドラマを見せてくれました。
みんな全力を出し切り良い闘いで良い成績を収めれたと思います。
そんな中、1人の子供が負けた後泣きながら訴えたことがありました。
なんで相手のセコンドや応援はあんなに多いの！？
昨日の大会は主催者が何度もセコンド応援は2名までとアナウンスして注意していました。
しかし、その子が言うように相手の選手のセコンドと応援は10人以上いました。
何故そんなことが起きたのか、、、
それは相手選手が主催者の道場の生徒だったからです。
おそらく手の空いたスタッフや試合が終わった後の生徒が気づいてかけつけたのだと思います。
内容も接戦で判定が出た時には拍手が多数あがりました。
当然、私も気づいていました。
しかしね、私は負けたその子に伝えました。
あそこで先生が抗議しに言っても結果は変わらないし、君の良かった闘いに泥を塗ることになる。
悔しいだろう、納得いかないだろう
だったら、強くなれ。
強くなって次に闘う時は誰が見てもお前が勝ったという試合をしろ。
倒すんだよ、誰も文句言えない一本勝ちで。
俺たちは空手家だ。
悔しくても、納得いかなくてもぐっと堪えろ押忍の精神で。
他の人や道場の悪いところを見つけて指摘をするな。
俺たちの道場はそのようにならないようにかっこいい道場で、かっこいい空手家であろう。
強くなるんだ。
俺たちは空手家。
拳で語ろう。
次は必ず勝つぞ。
そう伝えました。
私の持論だから間違ってるかもしれません。
けれど、その子共は大きく頷いて押忍と言ってくれました。