このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日はナンバー１とオンリー１についてのお話です。

皆様は一昔前に大ヒットした世界に一つだけの花という歌をご存じでしょうか？

槇原敬之さんが作詞をしてSMAPさんが歌ったことでこの曲はとてつもないヒット曲になりました。

この曲の歌詞にナンバー１にならなくてもいい、もともと特別なオンリー１というフレーズがあります。

その当時はなんの気なしに聴いていたこのフレーズですが、時が経ちいまになってこのフレーズには違和感を覚えます。

戦後日本がどん底の状態から目まぐるしい経済成長を遂げたのは、どん底から這い上がる為に他国に負けじと追いつけ追い越せと皆が競って努力をしたからに他なりません。

しかし、あらゆる分野で世界のトップに食い込んだ日本は豊かに、そして平和になりました。

先人達が築いたその環境の中でご飯や寝床に困ることのない生活が普通となり、いつしか競い合うことは悪とでもいうような風潮になり運動会で手をつないでみんなで一緒にゴールしよう等という案が生まれる程に日本は平和ボケしてしましました。

現在、日本人の学力や運動神経等の平均は世界でのトップクラスから陥落してどんどん順位を落としています。

ゆとり教育というなんともザ・平和ボケな案がまかり通った時代を経て、きついことやつらいことから逃げる癖を作りやすくなりました。

子供のうちにしっかりと困難に立ち向かい、他と競い合い切磋琢磨することこそが人の成長を促進すると私は思っています。

なので私は声を大にして言います。

ナンバー１を目指せと。

結果なれるかなれないかは誰にもわかりません。

しかし、ナンバー１を目指して必死に努力することが成長へと繋がるのです。

もともと特別なオンリー１

そうです、人は誰も同じ人間はいません。

自分にしかないオンリー１な個性を存分に発揮してナンバー１を目指しましょう。

光進会では時代にそぐわないと言われても、実力至上主義でいきます。

みんなが共に競い合うライバルであり、苦楽を共にする仲間であることが強い絆を育むと信じます。

ただ私はナンバー１だけを大事にするつもりはありません。

ナンバー１は結果です。

ナンバー１を目指し、努力を怠らない人には全てそれぞれが活躍できる舞台を用意します。

ナンバー１を目指し、努力は必ず報われるということを多くの人に教えられたらと思います。

今日の写真は前回に引き続き火曜日選手稽古の稽古風景。

先生やられてるやんシリーズ(笑)

みんな上手なんですもん、、、

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