このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。
今日のお話は最近の子供事情についてです。
最近の子供とか、最近の若者は、、、なんて言うと自分がもう若くないんだなと少し自虐的な気持ちになりますが、日々子供たちと関わる中で思うことを書いてみます。
前にも少し話しましたが、私達が子供の頃や私たちの親の世代の子供の頃、もっと上の世代の子供時代と今の子供たちが生きる子供時代は全く違います。
それは当たり前のことで生きている時代が違うと環境は大きく変わり、環境が違うとなると私達が経験してきた子供時代の常識などは今の子供世代では通用しません。
私の子供の頃のいじめといえば、何かを隠されたり悪口を言われたりとある意味単純ないじめでした。
しかし、今の子供達のいじめは私の考えからすると実に巧妙で対処の難しいものが多い気がします。
道場の子供達は私には、かなりオープンになんでも学校のことなどを話してくれるので最近の小学生事情について普通の大人よりもわかっているつもりでいます。
まず、ネット環境が整ったことによりゲーム内での争いごとが非常に多いようです。
最近のゲームでは通信を使って話しながらゲームを進めていったりするようで、気に入らない人をよってたかってリンチ状態にしたり、気に入らない人が喋っても全無視などが子供達の中でいじめと認識されているようです。
これは、私達世代からすると何をゲームでそんなことをと一笑に付すところですが、まずそこを理解してあげないと子供達の相談相手にはなれません。
まず、ネット環境が整ったことによりネットの中の自分、、、例えばゲームのキャラクターだったり、架空の名前プロフィールだったりという現実世界には存在しないものが自分の分身として完全感情移入されています。
なので、これ即ちゲームのキャラがいじめられる=自分がいじめられている、なのです。
理解が難しいところですが子供達はこれを本気で悩み落ち込み心を病んでいます。
そして、現実世界でももちろんいじめはあります。
無視したり、みんなで一人を馬鹿にしたり、、、これは昔からあったいじめですが、最近の大きな問題はそのいじめの主導者が先生であるケースが非常に多いです。
先生がただなんとなく面白半分でいった言葉を発端にいじめが始まったり、中には先生が生徒たちにある一人を無視するように指示したなんてケースも聞いたことがあります。
こんな話を聞いていると日本大丈夫なのか?と心配になりますが、私も気をつけないといけないと思うところもあります。
道場生と仲が良いために、つい私の中ではよかれと思って言った言葉が子供を傷つけたり、諍いの発端になったりすることもあると思います。
ですので、先生という立場である以上、発する言葉や行動には細心の注意を払わないといけません。
私達の子供時代の常識はいったんリセットし、今の時代を生きる子供達の問題をしっかりと考え、子供達が頼りたい大人でありたいと私は願います。
今日の写真は審査合格者の帯と認定証授与の写真。
次回は冬に審査会開催予定、みんな更なる成長を遂げて挑んでくれることと思います。
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