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孤独と苦悩

このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

 

今日は孤独と苦悩についてのお話です。
私は若い頃から経営者の方と話す機会が多く、また経営者の方と話すのが好きです。
経営者と話すと楽しい上に学ぶことが多いからです。
いつしか、自分も道場を出したいと経営を夢見るようになり夢を実現して果たして自分を経営者と呼んで良いのかは甚だ疑問ではありますが、一応自称経営者をやらせていただいております(笑)
さて、話は逸れましたが経営者の方が良く口にする言葉があります
それは、トップは孤独である。
という言葉です。
私はこれの意味がよくわかりませんでした。
自分の仲の良かった後輩が会社を作って社長になってました。
沢山の社員を抱えて、いつも逞しく仕事をするその社長と話している時に私がふいに後輩社長に言ったのが

お前は沢山の社員に慕われて羨ましい

でした。
後輩社長は私のこの言葉に一つ溜息をついて笑いながらこう返しました。

周りからはそう見えるでしょうね。
何もうらやましいことなんてありませんよ。
トップはいつも孤独なんです。

私はこの時は後輩社長が言っている意味がわかりませんでした。
しかし、いま自分が経営者側になってようやくわかります。

トップは、従える人間、ついて来てくれる人間等関わる人間に常に平等に利益も不利益も分け隔てなくしないといけません。
そうすると、必然全ての人間と一定の距離を保ち壁を作らないといけないのです。
これが即ち後輩社長が言っていた孤独なのだと思います。
自分が思う通りだけのことをすると自分以外の誰かが不利益を被り
自分が不利益を被ることにより誰かの利になることがある。
これを全て絶妙なバランスを保つべくトップは立ち回りつつ組織を引っ張らないといけません。

それを一つ溜息をつき笑いながら話したあの後輩社長の想いはようやくこの歳になって私に届きました。
そして、これはアスリートなどにも言えることなのではないでしょうか?
トップをひた走る選手はきっと誰よりも真っ直ぐにその競技に向き合ってきたことでしょう。
つまり、普通という枠組みに囚われたお友達と仲良しこよしで遊んでいるような人に目もくれずひたは走り続けた人が先頭を、トップを走れるのでしょう。
だから、今は未熟な私も空手界を牽引できるようなトップになれるようひた走りたいと思います。
敢えて言おう

トップは孤独である。

それでも、私は愛して止まないこの道場が常に笑顔で溢れる環境であるように誰よりも大きな声で笑います。
孤独も苦悩も笑いに変えて今日もまた大好きな仲間達と一緒に汗を流すんだ。
それだけが私の生きる意味で私の生き甲斐だから。

今日の写真は、本日の少年部と一般部の稽古風景。

みんな真剣で良い顔。

少年部は人数多いなー。

来週また体験があるようでありがたいですね。

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