短期目線と長期目線

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短期目線と長期目線

2021.04.20
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このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日は短期目線と長期目線についてのお話です。
空手に置いても、実生活に置いてもロードマップを作成する時にはそれをどれぐらいの時間で達成していくかを明確にしないといつまでも机上の空論で終わってしまいます。
まず、空手で言うとよく勘違いする人が多いのですが例えば試合の2週間ぐらい前に普段は入れないけど個別指導を入れてみたり、試合の前だけ特訓に来たりとする人がいます。
これ意味がないとは言いませんが正直遅すぎます。
2週間前と言えば、もう今までやって来たことの総復習だったり調整に入り出す時期です。
では、どうしたら強くなるのか？
そこが長期目線の考え方になります。
空手だけではないと思いますが、まず今日明日習った事を完璧に習得することができると思いますか？
それは余程の天才でも無理でしょう。
技術や力量と言うのは3ヶ月、半年、一年かけてジワジワと上がっていくものです。
なので、この大会で負けた次のこの試合にリベンジしたいと思うならばその次の日から一年計画で稽古のプランを考えていく。
それぐらいのスパンで見て実行していく。
これが強くなり長期目線の考え方。
逆に短期目線で言うと、一年計画でプランを立てる時に最初の3ヶ月はフィジカル、基礎体力作り。
次の3ヶ月が技の研究や習得。
次の3ヶ月がそれを実戦で使う練習。
最後の3ヶ月が追い込み、スタミナ作り。
のこの一つ一つの3ヶ月を短期目線と私は思います。
短期目線が3ヶ月。
これぐらいの考えでないと、今週は来週はと自分都合で考えても結果は出ません。
これ即ち、実生活でもそうではないでしょうか？
仕事、勉強、ダイエットなんかも短期目線でばかり考える人はそれは自分の都合にしか過ぎません。
現実的な長期目線の思考。
これを身につけて自分を高みへと昇華して行きましょう。