このブログは熊本の水前寺にある空手道場、光進会の代表が空手における心の持ち方や日々の稽古での気づきや出来事を思うままに書き綴るブログです。

今日は重量級と軽量級についてのお話です。
色々な個人競技に体重別の階級があるように、空手にも体重の階級が存在します。
どちらにもそれぞれの特色や戦略があります。
空手はそもそもの競技人口が多くないので階級は二階級で重量級と軽量級と分けてある事が大半です。
人数が増えると3階級や5階級になりますが、今日は大きく重量級と軽量級についてのお話をしようと思います。
重量級は基準の体重以上という括りなので、例えば規定が70kg以上であれば75kgでも120kgでも良いわけです。
そうなるとやはり体重は重い方がパワーがあるので有利になります。
しかし、重くなれば重くなるほどスタミナは切れやすくスピードが出なくなります。
よって重量級ではパワーでゴリ押しで行くかスピードも活かしながら重い中でも技で倒しに行くなどの戦略を立てて闘います。
逆に軽量級は70kg未満であれば何kgでも良いのですが、こちらは上限が69.9kgなのでそれに近い方が確実に有利になります。
体重に上限があるので求められるのはパワーは皆体重を上限まで持っていけばほとんど変わらないようになります。
よって、軽量級に置いては手数を相手より多く出し続けるスタミナをつけて他の選手とは違う技や攻撃を出すタイミングをずらすなどの繊細な戦略を練る必要があります。
重量級、軽量級どちらも魅力がそれぞれありますがやはり重量級の方が軽量級よりも強いと見られるので最終的には無差別で勝てる強さが空手家には求められます。
日本人は外人に比べて身体が小さい傾向にあります。
なので、
小よく大を制す。
これを実現できる選手は空手界のヒーローとなります。
重量級とも闘える軽量級、中量級でありたいと私は願うと共に指導にその意思を活かしていきたいと思います

今日の写真はみんなで体重測定。

大盛り上がり。

体重で盛り上がれるのは子供のうちだけよ(笑)

そして、しゅん、、、

最高のオチをありがとう。

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